≪真穴みかん☆風の舞≫感激

2019年もあと1カ月を切りました。寒さも増して、スーパーの果物売り場にはたくさんのみかんが並んでいます。今季最初に買ったのは、くまモンの袋に入った熊本のみかん。見切り品の棚で見かけて思わず買ってしまいました。が、これが甘くて美味しかったぁ!!みかんを食べる手が止まりませんでした。
その後、旦那様が新たに買って来たのが、今回紹介したいみかんです。私は初めて目にした名前でした。その名も『真穴みかん(風の舞)』!!

こちらの記事では、『真穴みかん(風の舞)』についてご紹介します。
真穴ブランド
真穴みかんとはどこのみかんなのでしょうか?美味しい理由もさることながら、産地や歴史についても調べてみました。
産地
真穴ブランドは日本を代表する産地で産地は愛媛県の佐田岬半島の付け根に位置します。
南西はおだやかな宇和海に面し、三崎半島と豊後水道を望みます。
なるほど、真穴みかんはみかんの代表産地・愛媛県のご出身なんですね。佐田岬半島の付け根とはどの辺りなのでしょうか?
真穴は四国・愛媛県の佐田岬半島の付け根に位置する、八幡浜市の真網代地区と穴井地区の総称。



こうして地図上で見ると分かりやすいですね。
もしかして、真網代地区の頭文字『真』と穴井地区の頭文字『穴』をとって真穴みかんと名付けたのでしょうか?!
八幡浜市の公式HPによると1955年(昭和30年) 八幡浜市が、川上村、真穴村、双岩村、日土村を併合する。とあります。
真穴村という村が存在していたんですね。真穴地区に初めて温州みかんが植えられたのは、真穴村が八幡浜市に併合されるよりずっと前の明治の事ですから、真網代地区の頭文字と穴井地区の頭文字をとって『真穴』と名付けた訳ではなさそうですね。
という事は、初めて温州みかんが植えられたのが真穴村だったのでしょうか?
(私の勝手な憶測ですので悪しからず…)
歴史
真穴地区に初めて温州みかんが植えられたのは、明治33年(1900年)だそうです。その長い歴史の中で真穴みかんは、たくさんの賞を受賞しています。詳しくお知りになりたい方はこちら↓
昭和22年に第1回愛媛県果実展示品評会で1等を受賞したのをかわきりに、昭和39年の第3回農業祭で天皇杯を受賞するまでに、多くの品評会で1等を受賞していますね。
真穴みかん
真穴みかんの美味しさとは?具体的にはどういう特徴があるのでしょうか。
特徴
真穴みかんの最大の特徴は、皮の薄さと甘さ、
これらが作り出す食感の良さにあります。
果実を包む薄皮は口の中でとろけ、
そのあとに甘さと程よい酸味が広がります。
たしかに、皮が口の中に残る感覚はなかったように思います。糖度も12度でとっても甘かったです。しっかりとみかんの味も感じました。
美味しさの秘密
みかん栽培に最適と言われる土、
太陽の光を遮るものがない地形、
降雨量の少なさに加え水はけの良い段々畑、
長い歴史と共に伝え続けられた技術、
これらのすべてが巧みに融合し、
極上のみかんが産まれます。
日本の原風景が残るこの土地だからこそ作ることができるもの、
それが真穴みかんです。
なるほど、これらすべての条件が揃って初めて極上のみかんは産まれるのですね。
風の舞
真穴みかんについてはだいたい分かりましたね。では、風の舞とはどういう意味なのでしょうか?風の舞みかんとは、いわゆる外成りみかんの事だそうです。では、外成りみかんとはなんでしょうか?
とても詳しく説明されているサイトがありましたので、ご紹介します。
「外なり」というのは、ハウスの外と言う意味ではなく、木の外側で成ったミカンという意味なんです。
木の外側のミカンは、内側のミカンよりも 太陽の光をたくさん浴びて育ちますから、普通のミカンよりも糖度が高く、濃い味で、果汁が豊富なミカンなんです。
外なりミカンの木は、余分な木の枝をカッティングして、太陽の光を 良く当てるように気を使いながら栽培しています。
外なりミカンは、木の外側に成っているので、表面が風や葉っぱなどで、傷がつくことが多くなります。でも、見た目は悪くても、太陽の光をたくさん浴びているので、味はおいしいミカンなんです。
なるほど、そういう事なんですね?!
青果バイヤーの鈴木さん!詳しい説明をありがとうございます 😀
結論
いかがでしたか?!真穴みかんを食べたことのない方、初めて知った方、食べてみたくなったのではないでしょうか?私は今まで、スーパーでお目にかかったことは(おそらく)ないので、今後見つけた時は、必ず購入したいと思います。そのくらい美味しいみかんでした。皆様も是非ご賞味あれ…
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。