離乳食はいつから?西原式育児法ってなぁに?

うちのbabyさんは6か月になりますが、まだ何もできません。最近、ようやく首が座って引き上げ反射ができるようになったばかりです。
西原式育児法というものを知ってからは、しばらくは母乳だけにして、離乳食はお座りができるようになってからでいいかなぁ(まだまだ先だな…)と思っていました。ところが最近、食べてるところをジッと見る事も多かったですし☝なんでもカミカミするようになったので、この子はきっとご飯を食べたいんだ⁈という根拠のない勘で離乳食を始めることにしました。
まずは、離乳食の準備です。
と、その前に西原式育児法について少し触れたいと思います。
西原式育児法ってなぁに?!
離乳食について色々と調べていると西原式というものを発見しました。興味を持って調べてみると医学博士の西原克成さんが推奨する育児法であることがわかりました。”西原ワールド アート医研” というサイトに西原式育児のポイントが載っていましたのでご紹介します。
西原式育児のポイント
1. おしゃぶりを活用
2. 眠るときは上向き寝
3. 温かく育てる
4. 離乳食は1歳半から2歳を過ぎてから
5. よく噛んで食べるようにする
6. 紙おむつや衣類のゴムで赤ちゃんを締め付けない
7. ハイハイを省いて早く歩かせない
西原ワールド アート医研
(今回、私が興味を持ったのが離乳食の部分だったので他の項目はここでは触れませんが、読んでみると面白かったので興味のある方は読んでみて下さい)
うちのbabyさんは6か月になってもハイハイもお座りも寝返りもできません。支えて座らせるとグニャングニャンです。お座りできない状態で食事をさせるというのがどうもシックリこなかったので、始めるべきか悩んでいました。そんな時に西原式を知って、これだ!!と思いました。急いで離乳食を始めなくても1歳くらいまでは母乳だけでも良いんだ!!と思うと何だか気が楽になりました。(結局、6か月で離乳食を開始してしまうんですけれど‥)

●離乳食は1歳半から2歳を過ぎてから?
厚生労働省が、平成19年3月に「授乳・離乳の支援ガイド」を公表してから約10年。平成30年12月27日に第2回「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会が開催されました。近々、新たな支援ガイドが公表されると思われますが、平成19年公表の「授乳・離乳の支援ガイド」では離乳の開始時期は生後5~6か月が適当とされています。
また、平成12年出版の「Complementary Feeding(補完食)」(著書:WHO)では母乳から十分なエネルギーと栄養を摂ることができなくなった時、それは生後4~6か月にあたるとされています。
しかし、西原式育児法(よくいただく質問:西原ワールド アート医研)では人は2歳半頃までに母乳以外の早期の離乳食など不適当なものを与えると、巨大な分子のタンパク質がそのまま血中に入る事が分かっている。離乳食は毒であり、2歳以前に与えるべきではないというのが熱心な小児科医の常識としています。
つまり西原式は、アレルギー(アレルギーはたんぱく質によって起こるものだそうです)の観点から、「1歳半~2歳以降」としているのですよね?
一方のWHOは、エネルギーと栄養の観点から「生後4~6か月あたり」と言っているわけで、比べられないという事が分かりました‥結局どうしたら良いのでしょう 🙁
●西原式育児法ではどのように離乳食をすすめていくのか?
1歳から1歳半に近くなって離乳食を開始する場合は、純白米のおも湯(玄米は有害因子のアブシジン酸、フィチン酸を含むため白米のおも湯にすること)を1~2さじから始めます。
‥中略‥
2歳頃から、ご飯と野菜類を一緒に煮たおじやなどを与えていきます。この頃になったら、タンパク質もお豆腐などから少しずつ加えていってもいいでしょう。
‥中略‥
2歳から2歳半頃からの動物性タンパクは、白身魚、鳥のささみ(鳥類)が適しています。牛肉や豚肉は、ヒトと同じ哺乳類のため控えましょう。
よくいただく質問:西原ワールド アート医研
簡単にまとめるとこんな感じです。かなりゆっくりと進めていくんですね。この間、栄養が不足しないか心配です。

●WHOはどのようなすすめ方を推奨しているのでしょう?
生後4か月から6か月まで
● 子どもが次のような場合には、他の食物を与えましょう。
-母乳を与えたあとでも空腹な様子がある時
-または、適切に体重が増えていない時
このような場合は、補完食を加えましょう。
(6か月から12か月まで用にリストアップされた食物)
これらの食物を1日1~2回、母乳の後に与えましょう。
生後6か月以上12か月まで
● 子どもが欲しがるたびに、母乳を与えましょう。
● 補完食は以下のようなものを適切に与えましょう。
-とうもろこし、キャッサバ 、きび、大豆のいずれかで、濃いお粥を作り、ミルク(乳汁)またはすりつぶしたピーナッツにオイルを混ぜたものと砂糖を加えたもの。
-マトケ、じゃがいも、キャッサバ、とうもろこしの粉(とうもろこし、または、きび)、米のいずれかのつぶし粥に、魚、豆、すりつぶしたピーナッツを混ぜ、緑の野菜を加えたもの。
母乳育児されているなら、補完食を1日3回与えましょう。
母乳育児されていないなら、補完食を1日5回与えましょう。
食事と食事の間に、卵、バナナ、パンのような栄養に富む間食を与えましょう。
1歳から2歳まで
● 子どもが欲しがるたびに母乳を与えましょう。
● 補完食は以下のようなものを適切に提供しましょう。
-マトケ、じゃがいも、キャッサバ 、とうもろこしの粉(とうもろこし、または、きび)、米のいずれかのつぶし粥に、魚、豆、すりつぶしたピーナッツを混ぜ、緑の野菜を加えたもの。
-とうもろこし、キャッサバ 、きび、大豆のいずれかで、濃いお粥を作り、ミルク(乳汁)またはすりつぶしたピーナッツにオイルを混ぜたものと砂糖を加えたもの。
1 日に3回の食事と2回の間食を与えましょう。
「Complementary Feeding(補完食)」(著書:WHO)
こちらは、結構いろいろなものをあげて良いんですね。回数も多いので一回の量は多くないのかもしれませんね。どちらにも共通しているのは2歳までは母乳がメインという事ですね。
まとめると‥2歳までは母乳がメインで、離乳食(時期や量やあげるもの)に関しては月齢で判断するのではなくて、赤ちゃんの発達に合わせてあげるのが良いのでしょうか?
ちなみに、平成19年公表の「授乳・離乳の支援ガイド」では発達の目安として以下の点があげられています。
- 首のすわりがしっかりしている
- 支えてやるとすわれる
- 食物に興味を示す
- スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことがすくなくなる
また、「Complementary Feeding(補完食)」(著書:WHO)では離乳食の開始は早すぎても遅すぎても良くないとし、開始のサインとして以下の点をあげています。
- 少なくとも生後4か月であること。
- なおかつ、頻繁に母乳を与えてもすぐに空腹になってしまう。
- あるいは、適切に体重が増加していない。
開始時期としては、上記の様な発達の目安を参考にするといいかもしれませんね。
余談ですが…うちのbabyさんは、支えてもグニャングニャンで座れないと書きましたが、何故かバンボだと支えなしでも座われました。しかもご機嫌でした。離乳食を始めたい、けど座れない!!という方にはお勧めです。
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