【ケージフリーエッグ】平飼卵に切り替えました

バタリーケージ
運良く?殺処分を免れたメスたちにも、辛い悲しい現実が待っています。
日本の養鶏場(2016年)
日本人は、卵の一人当たりの消費量が世界で3番目に多く、日本人の人口よりもはるかに多い数の採卵鶏を飼育しているのだそうです。その採卵鶏の98%がバタリーケージで飼育されているとの事。
バタリーケージには、開放型・ウィンドレス・セミウィンドレスがあるが、ウィンドレスの場合は1坪あたり126羽もの鶏を収容している。これが最も人道性のない、4段5段と天井までケージが積み重ねられたバタリーケージだ。バタリーケージを採用している養鶏場の割合は、日本は92%だ。ほとんどの卵がバタリーケージで苦しむ鶏が身を削って産み落とした卵。バタリーケージの広さは、日本の場合1羽あたり平均B5サイズ(257mm×182mm)だ。満員電車から一生出られないというような状況だが、耐えられる人がいるのだろうか?
死ぬまで満員電車から出られないなんて・・耐えられませんよ。仮に無精卵だとしても(きっと母鶏は、自分の子供だと思って産んでいると思うので)大事な家族→卵(有精卵ならなおさら)命を頂くんですから、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる方法で飼育するのがせめてもの償いじゃないかと、そうあって欲しいと切に願います。
そして幼い雛は、他にも信じがたい虐待を受けなければなりません。
2羽~6羽ほどで飼育をするため、鶏は本能的にその中で序列を作る。そのため、つつき合いが起きたり、弱い鶏は餌が満足に食べられなかったりする。つつき合いでのケガを防ぐためとして、雛のときにくちばしを切られる。切られた痛みのために水が飲めなくなる雛もいる。足元は金網でできており、爪は伸び放題で網目にからまっている。
え。。くちばしを切るって何ですか?!次はくちばしの切断(デビーク)についてまとめます。

デビーク(ビークトリミング)
採卵鶏のくちばしを切断する事をデビークまたはビークトリミングと言うんだそうです。アニマルライツセンターによると、平成 26 年度国産畜産物安心確保等支援事業「採卵鶏の飼養実態アンケート調査報告書 」の中で、日本の養鶏場の83.7%が採卵鶏のくちばしを切断しているという結果だったのだとか・・
では、何故くちばしを切断しなければならないのでしょうか?
鶏同士がつつき合い、傷つけあうのを防ぐため。
では、何故つつくのでしょうか?
鶏は本来、一日に15000回地面をつついて過ごす生き物です*2。
ほかのほとんどの動物と同様、鶏も一日の多くの時間を摂食行動に費やします。自然環境におかれたなら、雌鶏は1日の50%を餌を探してクチバシで地面をつついたり肢で地面をひっかいたりして、餌を探しながら過ごします*3。
つついて餌を探したいというのは、鶏の本能です。
しかし四方も床も金網のケージで囲まれ、つつく地面も、たった一本のワラも何もない環境では、鶏が持っている「つつきたい」という強い欲求を満たすことができず、満たされない欲求は「仲間をつつく」という行動に転嫁します。
仲間をつつくなんて・・人間の都合のせいで、鶏が心を病んでしまうのでしょうか。
くちばしの切断方法
そして、くちばしの切断方法ですが・・さらに人間の都合で安易な残酷なものでした。この投稿を作成するにあたり、いつも購入している平飼い卵の農家さんへ問い合わせてみましたので、ご紹介します。
Q くちばしの切断方法について
A 昔は熱した金属のハサミを用い、切断直後に焼いて止血するという方法をとっていました。
今は動物愛護の観点から鶏に負担が掛りにくい赤外線レーザーが主流となっています。切断処理直後はくちばしはそのまま残っており、数日後に落ちるようになっています。
切断・・しているんですね。とても残念です。
今は赤外線レーザーが主流との事ですが、鶏に負担が掛りにくい=負担がナシではない=少なからず負担があるという事ですよね。確かに、昔の熱した金属のハサミを用い、切断直後に焼いて止血する方法の苦痛は計り知れないと思います。それに比べれば負担が掛かりにくい、というだけの事なのかもしれません。
さらに詳しく知りたい方は、アニマルライツセンターのホームページにも記載がありますので、そちらもご覧下さい。
結論
アニマルウェルフェアの観点でいうと、鶏に限らず牛・豚含む畜産動物の現状は私たちにとってはショックな事がたくさんあるようです。どうにかしたい、どうにかしなきゃと思っても一消費者の私にできることは限られています。
現に、デビークしていない放し飼いの卵を買おうとすると12個で1000円以上してしまいます。(そちらに切り替えるかどうかは、未だ検討中ですが…)
海外では、ベジタリアンの両親が子供に動物性たんぱく質を食べさせなかった為に、栄養失調になったという話も聞いたことがあります。仮に、私や旦那様が卵を食べるのをやめても、子供にそれを押し付ける事は難しいと思います。
この話をすると、旦那様は「しょうがない事だ」と言います。だからと言って何もせず、今まで通りというのも違う気がします。アニマルウェルフェアがもっともっと広まって、生き物全てが誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活が送れる事を祈ってこの投稿を作成しました。
デビークなし放し飼い卵
最後に・・デビークなしの放し飼い卵を購入するには??と思い調べたところ、複数の農家さんを紹介している方のブログがありましたのでご紹介します。
<卵を食べる方へ> こんな卵を食べて欲しい! 動物福祉に配慮した、デビークなし・放し飼い卵
めー子のブログ
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